
なぜかどこに行っても Hanaはみんなに可愛がってもらった。持って生まれたキャラクターがそうなのか、短い一生を背負っていたからなのかわからない。決して争いを好まず、いつも飄々として一人で遊ぶことが多かった。時折心配になるのか私が見ていてくれるのを振り返りつつ・・・。
一人遊びが好きだったのかはわからないけれど、楽しそうに見えた。わたしはいつも遠くでそれを眺めているだけだったけれどそんなHanaの様子を見ているだけで幸せな気分になれた。
とにかく川遊びが大好きだった。遊びに行くときはちゃんとわかっていて朝から自分の傍らを離れずつきまとう。「首輪を持っておいで」というと待っていましたとばかりに探しまわって、得意げな顔でくわえて持ってくる。「早く通してくれ」と言わんばかりに作ったループに頭を押し通して出口に待機している。ちょっと意地悪をして椅子に腰掛けているとすっ飛んできて上目遣いに催促をする。こういうときの表情とおやつをもらうときのゴールデンの目に逆らえる人はいないんだろうな、きっと。
天国のHanaに届くかな・・・
それとも足元にいて聞いているのだろうか。
近くにいるなら返事をしてほしい・・・・

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