口唇ヘルペス
随分来られていなかった患者さんが、それこそ体も大きくなって、6年ぶりに診察を受けに来てくれました。2歳のときから診ているので、もうかれこれ14年。立派な大人になっているのを見ると、自分がホント、歳をとってしまったことを、あらためて実感させられます。
その時です、同伴されていたお父さんに治療方針を説明していると、お父さんの上唇(うわくちびる)と皮膚の境目に、なにやら発赤(ほっせき)しているところがあるではないですか。「お父さん、ちょっとその唇、見せていただけますか?」「何時ごろからですか?」「ヘルペスかもしれませんね」「もしヘルペスならよく効く抗ウィルス剤の軟膏がありますから・・・・」などと話してみたのですが、振り切るようにお父さん「トウガラシを食べすぎたからですわ〜、ダイジョウブ〜」ちょっと待って、と言う間も無くすたすたと待合室に行かれてしまいました。
トウガラシではないと思うよ〜、その場所は口唇ヘルペスの好発部位なのに。いい薬があるのだけれどなぁ〜初期の今使えば効果は抜群なのに。自分の説明がよくなかったのですかねぇ・・・・。因にお父さんは私の診療室でインプラントの治療をしているくらいですから、私のところが嫌いではないのでしょうけれど、いろいろと難しいものです。







