とある日の出来事
ずいぶん前の話ですが、ある日兄弟が診療室にやってきたときのことです。治療の順番を待っている時に、なにやら二人でごそごそと話していました。すると弟がトコトコと私の所にやってきて、ねぇ、”先生はお嫁さんがいないの?” えっ?突然何を言い出すかと思ったら、私の急所に一撃ですか。このませたおぼっちゃまはなんてことを聞くのでしょうか、人の一番弱いところを・・・。でもそこは大人ですから、笑顔で、居ないのよ〜と答えると、おぼっちゃまは”ふぅ〜ん”と言って姉の所へ戻って、また何か話しているではありませんか。どれどれ、耳をそばだてて聞いてみると、”おねぇちゃん、先生はお嫁さんいないみたい、ねぇ、なんでなの?” 姉曰く”知らなぁ〜い、お金がないんじゃなぁい、たぶん” 弟は ”そうなの、貧乏なんだね、かわいそう〜” おいおい!勝手に決めつけるな。そこのマセたお嬢ちゃんとおぼっちゃま!。(注)おぼっちゃまとお嬢ちゃんを心の中で小悪魔と読み替えて頂くと、私の心境がおわかり頂けると思います。
0 Comments:
Post a Comment
<< Home